IBM watsonx 連携
English: IBM watsonx
Kurahi は、企業がすでに使っているIBMの環境を置き換えるのではなく、並べて 使うためのものです。 IBMが対応するオープンなプロトコル(A2A、MCP、OpenAPI、OpenTelemetry、Presto/Trinoのクライアントプロトコル)を使い、 それ以外は資料のあるIBMのREST APIを使います。すべて既定では無効で、管理者が有効にする必要があります。
連携パックは提供中です。IBMの公開資料とSDKに沿って実装し、すべての連携を Kurahi の適合テストで確認しています。
現在使えるもの
「現在使えるもの」の見出し| IBMの製品 | 方向 | Kurahi側 | ページ | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| watsonx Orchestrate | Orchestrate → Kurahi | A2A 0.3.0サーバーとAgent Card(a2a プラグイン) |
watsonx Orchestrate | 提供中 |
| watsonx Orchestrate | Orchestrate → Kurahi | リモートMCPツールキット(レガシー解析のMCPサーバー) | watsonx Orchestrate | 提供中 |
| watsonx Orchestrate | Orchestrate → Kurahi | OpenAPI 3.0のaskエンドポイント(server.rest) |
watsonx Orchestrate | 提供中 |
| watsonx Orchestrate | Kurahi → Orchestrate | orchestrate_agent_chat(watsonx-orchestrate プラグイン) |
watsonx Orchestrate | 提供中 |
| watsonx.ai | Kurahi がモデルを使う | watsonx プロバイダー(IAM更新、リージョン、バージョン、プロジェクト) |
watsonx.ai | 提供中 |
| watsonx.governance | Kurahi が実行を報告 | Langfuse互換属性のOTLPスパン、Orchestrateへの送信 | watsonx.governance | 提供中 |
| watsonx.data | Kurahi が読む | watsonx_data_query(ibm-data プラグイン) |
watsonx.data と Db2 | 提供中 |
| Db2 for z/OS、Db2 LUW | Kurahi が読む | db2_service_call(ibm-data プラグイン) |
watsonx.data と Db2 | 提供中 |
すべてに共通する決まり
「すべてに共通する決まり」の見出し- IBMのシステムは信頼できない呼び出し元・情報源として扱います。 Orchestrate からの要求は分離されたセッションで、 信頼できないコンテンツとして、管理者が許可しない限りツールなしで実行し、人の権限(承認、判断、自律レベル、設定)は持ちません。 IBMのシステムからの応答や行は、信頼できないコンテンツのマーカーで囲んでモデルに渡します。
- 秘密情報はシークレットストアに置きます。 IBM CloudのAPIキー、Db2のパスワード、トークンは
{ "$secret": "<名前>" }で参照し、 IAMのベアラートークンはメモリー上だけに保持して期限前に更新します。 - 探索ではなく許可リスト。 モデルが指定できるのは設定済みのOrchestrateのエージェント、Db2のサービス、watsonx.dataのカタログだけです。
- 監査とテレメトリーはIDと件数だけ。 プロンプトや応答の本文は、管理者が明示的に有効にした場合だけ外に出ます。
- 既定で無効、オートパイロットの外。 新しいツールはオートパイロットの読み取りツールに含めていません。
設定のメモ
「設定のメモ」の見出し- A2Aの認証: Orchestrate では
BEARER_TOKENを推奨します。API_KEYを使うテナント向けに、X-API-Key(apiKeyHeader: true)も受け付けます。Kurahi は A2A 0.3.0 で応答します。 - リモートMCPツールキット: お使いのADKで
Authorization: Bearerを送る接続の種類を選んでください。 - watsonx.ai: SaaSの東京リージョンではテキストチャットを使います。ソフトウェア版でトークンの発行方法が異なる場合は、
auth=bearerでプラットフォームのベアラートークンを保存します。 - トレース受付: お使いのリージョンの Orchestrate のトレース受付URLを設定します。
- watsonx.data と Db2: エンジンの認証と Db2 LUW のRESTサービスについては設定のメモを参照してください。
含まれないもの
「含まれないもの」の見出し- OpenShift: Red Hat OpenShift 上で watsonx と並べて動かすためのHelmチャート、Red Hatの認定(chart-verifier)、Operatorはありません。
- オートパイロットの推論は watsonx.ai 独自のチャットAPIを呼び出しません。推論バックエンド
apiは、Sakura AI Engine、Qwen のエンドポイント、ローカルの Ollama など OpenAI 互換のプロバイダーに対応します。 - watsonx.governance の外部プロンプトテンプレートによる Kurahi エージェントの評価登録は行いません。