導入にあたって
すぐに使えるもの
- 15 部門のワークスペースと業務キュー
- 代理・エスカレーション付きの稟議の承認ルート
- 不正・フィッシング・添付ファイルのフラグ付きメール取り込み
- 初期ルーティン:受信箱の仕分けと返信の下書き、請求書の受付
- Word・Excel・PowerPoint の文書作成
設定が必要なもの
- 接続するメールボックスとシステム
- ID 基盤からの部門・チーム・ロール
- 承認ルートと金額の基準
- ルーティンごとの自律レベル
設定する人
- 情報システム部門の管理者が Kurahi を導入し、サインインとシステムを接続
- 各部門の業務責任者がキュー、承認ルート、金額の基準を決定
- Enterprise 契約では KODA SōKEN が設定をご一緒します
社員が覚えること
- 準備された案件と出典の確認
- 理由を添えた承認・差し戻し・取り消し
- フラグが付いた例外への対応
個別にお見積もりするもの
- Kurahi のコネクターがないシステムとの接続
- 貴社固有の文書形式や業務ルール
- 初期ルーティン以外の業務の流れ
15 部門の一覧
部門ごとに、Kurahi が行うことと、キュー・チェック・承認ルート・ルーチン・連携の数。部門名から詳細へ進めます。
| 部門 | Kurahi が行う主な業務 | 機能 | キュー | チェック | 承認ルート | ルーチン | 連携 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 01 秘書・役員室 | 受信メールの起票・返信下書き・文書添付・朝のブリーフ・受信箱の仕分けと返信下書き | 7 | 1 | 3 | 0 | 3 | Microsoft 365 |
| 02 財務・経理 | 経費精算の確認・受領請求書の確認・計算と端数の確認 | 12 | 4 | 11 | 1 | 1 | freee 会計, マネーフォワード クラウド請求書, Microsoft 365 |
| 03 総務 | 総務依頼の対応・費用と希望日の確認・施設・設備の依頼 | 9 | 5 | 11 | 2 | 1 | Microsoft 365 |
| 04 人事・労務 | 休暇申請の確認・残業上限の確認・残業時間のしきい値 | 12 | 6 | 14 | 5 | 0 | SmartHR |
| 05 経営企画・PMO | 業務量のスナップショット・集計定義・例外の対応表 | 7 | 1 | 3 | 0 | 0 | — |
| 06 情報システム | 備品・IT機器の依頼・備品・IT機器の承認ルート・ディレクトリ参照(Microsoft Entra ID) | 6 | 2 | 7 | 1 | 0 | Microsoft Entra ID |
| 07 購買・調達 | 購買申請の確認・相見積の確認・相見積比較 | 10 | 2 | 8 | 0 | 1 | — |
| 08 営業 | 価格表からの見積書作成・インボイス制度に沿った税計算・価格未設定品目と暫定見積 | 11 | 2 | 10 | 1 | 1 | Microsoft 365, マネーフォワード クラウド請求書 |
| 09 マーケティング・広報 | マーケティングキュー・部門ワークスペース:キャンペーン業務 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | — |
| 10 顧客サポート | 顧客対応キュー・部門ワークスペース:顧客対応案件 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | — |
| 11 業務・物流 | 業務・物流キュー・部門ワークスペース:業務遂行 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | — |
| 12 法務・リスク管理 | 契約台帳・契約レビュー依頼・更新・通知期限 | 9 | 6 | 14 | 5 | 0 | — |
| 13 製品開発・研究開発 | 製品・開発キュー・部門ワークスペース:開発業務 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | — |
| 14 施設・資産管理 | 会議室・施設の依頼・会議室・施設担当者の確認・施設管理キュー | 4 | 2 | 6 | 1 | 0 | — |
| 15 品質保証 | 品質管理キュー・部門ワークスペース:是正措置 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | — |
機能パック(プロジェクトテンプレート)
業務ごとのキュー、フォーム、チェック、承認ルート、ガイドをまとめたテンプレートです。プロジェクトを作成すると、そのまま使い始められます。
企業業務 — 全部門
企業・中小企業向けに15部門の業務キューを備えたプロジェクトです。エージェントが下書きを作成し、人が判断します。機密情報を登録する前にアクセス権を設定してください。
business-company-operations
契約・履行義務
契約台帳、レビュー依頼、更新・通知期限、履行義務と人による署名引継ぎ。
business-contracts-obligations
従業員依頼
備品・IT機器、名刺、施設、証明書の申請書と担当者承認。メールは受付キューと返信下書きまで。
business-employee-requests
経理 / 経費精算・請求書確認
経費精算と受領請求書をキューで受け付け、エージェントが領収書・請求書と申請内容を照合して確認結果を下書きし、経理担当が承認します。
business-finance-expense-invoice
総務 / 総務依頼
備品・施設・名刺・社用車などの総務依頼をキューで受け付け、エージェントが回答・手配案を下書きし、担当者が承認します。
business-general-affairs
人事 / 休暇・残業申請
休暇・残業申請をキューで受け付け、36協定の上限や月末見込みを確認したうえで、エージェントが確認文・回答案を下書きし、管理者が承認します。
business-hr-leave-overtime
経営管理
権限内の集計と証跡から業務量・例外・実測結果の報告を手動準備。自動集計・配布・外部処理は行いません。
business-management-oversight
人事業務
勤怠原本に基づく休暇・残業の確認と、入退社の手動チェックリスト。給与・権限変更は実行しません。
business-people-operations
購買 / 購買申請
購買申請をキューで受け付け、エージェントが見積の比較と発注案を下書きし、予算権限者が承認します。発注は承認後に人が行います。
business-procurement
販売見積
見積依頼メールから案件と見積書(Word・Excel)を準備。単価は価格表、税と合計は Kurahi が計算し、送付は人が行います。
business-sales-quotation
稟議を、貴社の決裁規程のとおりに
承認ルートは、順序の決まった段階の並びです。段階ごとに、ロール・個人・部門で承認者を指定し、必要な承認数、期限、代理承認、エスカレーションを設定できます。ルートは申請時に案件に確定するため、あとからポリシーを変更しても、審査中の案件が動くことはありません。
- 承認・差し戻し・取り消しは理由とともに行い、判断する下書きそのものを確認できます
- 一定時間を過ぎると次のロールへエスカレーション。段階が許可していれば代理承認も可能です
- すべての判断の証跡を検証できます
止まるべきところで止まる、メール取り込み
メールは本文をコピーせず、参照として案件になります。リスクのある案件は、理由とともに人の前に置かれます。
不正の疑い
振込先口座の変更依頼にはフラグが立ち、人が理由を添えて解除するまで承認も完了もできません。
フィッシング・送信者未確認
フラグ付きの案件には、自動の操作を一切行いません。人の判断を待ちます。
悪意のある添付ファイル
添付ファイルは保存前に隔離・スキャンします。拒否された添付ファイルがあると、そのメールにフラグが立ちます。
1 通のメールに 1 件の案件
再実行しても、同じメールに 2 件目の案件や 2 通目の返信下書きを作ることはありません。
Microsoft 365 と国内 SaaS のコネクター
すべてのコネクターは既定で無効、既定で読み取り専用です。書き込みは一つずつ有効にし、そのたびに人の承認を待ちます。トークンは Kurahi のシークレットストアに保管します。
コネクターのドキュメント- Microsoft 365
- メール、予定表、OneDrive・SharePoint のファイル。添付付きの返信は下書きのみ
- Gmail
- メール
- Microsoft Entra ID
- サインイン、ユーザー、グループ
- kintone
- 指定したアプリのレコード、許可したフィールド
- freee 会計
- 事業所、取引、取引先、勘定科目、証憑のメタデータ
- マネーフォワード クラウド請求書
- 請求書、見積書、取引先
- SmartHR
- 従業員(業務項目のみ)と部署、読み取り専用
- LINE WORKS
- チャンネルとメンバー。Bot のテキスト送信は承認制のオプション
- Box
- 検索、メタデータ、スキャン済みファイルのプロジェクトへの取り込み
文書と朝のブリーフ
Word・Excel・PowerPoint
エージェントが、編集可能なグラフを含む Office 文書をプロジェクトに作成します。ルーティンは、作成した文書を同じ案件の返信下書きに添付できます。
一人ひとりに朝のブリーフ
処理された件数、作成された文書、あなたの判断を待つ案件。記録されたデータだけから作成し、モデルは使いません。
バックオフィスのオートパイロット
ルーティンが、設定したレベルの範囲で受信箱を仕分け、請求書を受け付け、返信を準備します。支払い、口座情報、契約、人に関する判断、フラグ付きの案件は、必ず人に回ります。
導入の流れ
小さく始め、証跡を見ながら広げます。どこまで任せるかは、常に貴社が決めます。
- 01
無料で試す
自社のサーバーに Kurahi をインストールし、ひとつの機能パックをサンプルデータで動かします。費用はかかりません。
- 02
ひとつの部門で本番運用
最初の部門を L0(観察)または L1(準備)で開始します。判断はすべて担当者が行い、作業時間と修正回数を測ります。
- 03
部門を広げる
次の部門へ展開します。自律レベルの引き上げは、30 日間の証跡に基づき、権限を持つ人が承認したときだけです。
製品画面
現場が使うバックオフィスの画面
Kurahi Business コンソールの実際の画面です(サンプルデータで表示)。
15 部門をひとつの基盤で
経理・購買から人事、法務、営業まで、部門ごとにワークスペース、キュー、用語を持ちながら、同じルールと証跡で動きます。

すべての案件をキューで
請求書、購買申請、経費精算、見積が、状況・期限・文書とともに案件として届きます。

止めるべきものを止めるチェック
振込先の変更依頼は不正の疑いとしてフラグが立ち、担当者が取引先に確認するまで承認をブロックします。

判断は人だけが行う
必要な承認者数と職務分掌を備えた承認ルート。承認・差し戻し・キャンセルのいずれも記録されます。

朝のブリーフで状況を把握
夜間にオートパイロットが準備したもの、要確認になったもの、あなたの判断を待つもの。記憶ではなく署名付きの記録から作られます。
